>> 一覧ページ  >自主上映会in東京都杉並区  映画鑑賞後の感想 2014年10月08日(水)

自主上映会in東京都杉並区  映画鑑賞後の感想

・杉並家族会へは講演会もしかりで、種々の催し物に参加させていただいています。今回もまた西多摩の地からバス、電車を乗り継いてでかけました。今回の映画の上映のようなことなどは、とても我が活動地域で開催することなど、体力の関係でなかなかおぼつかないのです。
 ご存知のようにこの映画は精神科病院を無くした国、イタリアの精神保健改革の最初の20年を描いたものです。上映開始と同時にその映し出される閉鎖病棟の情景に驚かされました。あまりにもリアルであり、初めは、これは映画だからと割り切ろうとしましたが、同時に我が息子が約3年前、措置入院となり保護室で拘束されていたことが思い出したのです。当時病院で面会した時、息子は「この病院に来てから、予想もしないことが次々と起こった」との言葉を発したことの意味がやっと理解できたように思いました。おそらく大なり小なりこの映画と似通っていることを表した言葉なのだと思うと、親としていたたまれない気持ちになりました。
 しかし、精神科病院の内情を知らない大学教授で精神科医、バザーリアが院長として迎えられ内状を知るにつけ、この環境では治療関係が成立していないことに気づき、多くの困難に合いながらも改革をすすめるのです。そのスローガンの「自由こそ治療だ!」と叫びながら行動している患者およびスタッフの表情には笑顔もみられ、観ている私もやっと安堵し、「その通りだ」と思わず拍手したい気持ちにかられました。殆どの患者を退院させ、それに見合う職員を地域に出し、地域には精神保健センターをつくったとのことです。
 なにかこの改革は、常日頃私達が望んでいる精神保健医療体制ではないでしょうか。このような体制なら、私の息子または同じような境遇の方々が、体験したような辛い思いをなくせる体制、つまり病院から地域へと確信しながら帰路についた次第です。(ご家族)

・この映画は、「人は誰でもかけがえのない唯一無二の存在であり、その意味で、人は誰でも価値があり、重要で尊厳がある」ということを如実に語っていると思いました。ですから、既にいろいろな理由から苦悩を抱えた人にとって、その尊厳を踏みにじるような環境におかれ、その尊厳をひどく傷つけられるようなや扱いを受けることは、その上に更に重くて辛い苦悩を加えていることにしかならないということは明白です。
 人が人としての尊厳を取り戻せる環境に変えるために、信念を持って情熱を注ぎ、精神保健改革を成し遂げたバザーリアさん達に、強く感動しました。(心理カウンセラーの方)

・イタリア・トリエステの精神病院の閉鎖の話には以前から興味がありました。今回は映画というフィクションではありますが、改革につきものの痛みを伴いながらも、前進していく運動の姿が描かれていて、感銘を受けました。行政の後押しがあったことが、成功の鍵だったのでしょう。(区内の精神科医)

・関係者以外の、たくさんの方々が会場に来られていて、こうした自主映画の意義が大きかったと思いました。映画のシーンでは自分の家族のことを思い出し悲しくなることも多かったです。日本でもイタリアのような変革が少しずつ進むことを願っています。 (ご家族)

・この度は重苦しくもよい映画が見られて感謝しています。私と一緒に鑑賞した友人たちも同じ感想でした。もっとたくさんの人が来られるように宣伝の方法があれば…!と思いました。(一般の方)

・映画を見ていて涙がでて仕方がありませんでした。感動しました。(区の職員)

・自主映画というのはどんなものか知りませんでしたが、映画として非常に質の高いもので感心しました。後日パンフレットを読み返して映画を思い出して再び色々考えさせられました。より区の関係者、医療関係者の人々に見ていただけるようにしいたらいいと思います。貴重な映画を見ることが出来てお礼を申し上げます。(区の職員)

・約40~50年前のイタリアが舞台でしたが映画に出てくる障がい者の人物ひとり一人がリアルで魅力的に感じました。(当事者の方)

・前半の方は映像を見ていて色々と思い出して辛かったです。後半の方は普通に見られました。(当事者の方)

・とても良い映画でした。私も心に病を抱えた方のヘルプを以前した経験があります。家族の方の大変な努力を知り、考えさせられること多々ありました。映画を見ることが出来本当に良かったです。(一般の方)

・観る機会を得られて良かったです。テレビ映画ということですが、頭から離れないセリフの数々、登場人物とあの中で一緒に生きたような気持ちになりとても深い、クオリティーの高い映画でした。スタッフの方々、家族会や携わっている皆さんありがとうございました。(一般の方)

・バザーリアは病院を変えるため、まず患者さんに「話を聞かせてくれないか」とお願いします。そうして長く人として扱われてこなかった患者さんが変わっていくのを見ると、危機的状況の時でも対話が大事なんだなと思いました。(一般の方)

・バザーリアはすごい人ですが、もっとすごいと思ったのは、当時トリエステ県知事だったザネッティがバザーリアと組んで改革を進めたことです。イタリアの国民性もあるのでしょうか?
 地域に医療・社会福祉などのサービスを受けられる精神保健センターができたら、自分の住む町でどんなに安心して暮らすことができるだろうと思います。資料は黒字に白で書かれた部分は読みにくかったです。(ご家族の方)

・ 感動しました。何度も母に裏切られ、ひどい経験をしながらも回復をしていくマルゲリータ。人は何度ころんでも、再生していく力を信じてよいと教えてくれました。バザーリアが改革を推し進め、困難があろうとも前に進む力。病気があろうが、なかろうが人を信じる力。その強さ愛の深さがすばらしいと感じました。(男女共同参画関係者の方)

・とても良い映画を久しぶりに見た、という思いです。もっと気軽に少人数で鑑賞できるようにできるともっと普及できるのではないでしょうか。そうできたらわたしも家の近くやサークルが一緒の友人たちにすぐにでも見せたいと考えました。(一般の方)
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